腰痛、ひざ痛になるクセ解消
おはようございます、出戸です!
今日は「また痛くならない体質づくり」のためのエクササイズをお届けします。
重いものをもつと腰痛になったり、たくさん歩くとひざ痛になるのは体のクセが原因でしたね。
「求心性(きゅうしんせい)」という痛めるクセを改善して、
「遠心性(えんしんせい)」という痛くならないクセを身につけよう!
エクササイズは動画で!
●前回からのつづきです。
腰痛・ひざ痛が改善されても、たくさん歩いたり前かがみになったりすると、痛みが再発してしまう原因と改善方法のお話です。
このような人は、身体の使い方のクセがあるので、そのクセを改善することが大切です。
遠心性(中心部を遠くへ)の身体の使い方を身に着け、腰痛・ひざ痛にならないようにしましょう。
ここまで前回お話してきました。
今回は、その方法としてエクササイズをお伝えします。
これをすると、身体の使い方が求心性から遠心性へと変わることができます。
・腰痛やひざ痛がよくなる。
↓
・繰り返しすることにより遠心性の身体の使い方を脳が学習するので自然に改善する。
↓
・普段の動きが変わることで、前かがみや歩いたことにより痛くならない体質へ変化する。
◎エクササイズのやりかたです。
寝転がって行います。
その理由は、立ってたり座っていると重力がかかります。
それに耐えようと踏ん張った瞬間に腰痛やひざ痛になりやすい人は求心性の身体になってしまう事が多いです。
これをなくした形で行いたいからです。
1.仰向けで寝転びます。
柔らかい絨毯の上でも、畳の上でも、布団でもOKです。
2.身体を脱力させてください。
3.左ひざを立て、右足をのせます。
(乗せ方)
斜めでもまっすぐでも自分のふくらはぎを、ひざの上に乗せやすい場所で結構です。
4.この状態で脱力します。
下の足に下の足の重みをすべて集めるようにしてダラーっとします。
5.脱力できたら、上の足ふくらはぎを下の足のひざですりすりします。
(ポイント)
上の足の重み全てを下の足にダラーと乗せたまま行います。
ふくらはぎに下の膝が食い込んだ形になり、深い部分までひざの刺激がいくようになります
このエクササイズを行うと、求心性の人も遠心性の身体づかいが身についてきます。
求心性の人はふくらはぎが固くなっているのでやわらかくできます。
特に大事なのは、だらっとしたまま足を下方向に行くような感じを心がけることです。
これが上方向になっていると、末端を中心に近づけてしまうので、
中心から遠くへやるような意識をもってやってください。
股関節がはがされる感じがすると思います。
6.左足を下し、両方ともすっと延ばします
左の足がすっと伸びたような形になると思います。
ふくらはぎが凝っていると足が短くなっているのです。
遠心性の動きをすることで体は伸びてきます。
筋肉も詰まらないので、歩いたり前かがみにしてもひざが詰まらない状態になります
曲げ伸ばしがしやすい状態になっているので、痛みを感じなくなります。
腰痛になったりひざ痛になる人は詰まっている傾向があるので、このエクササイズでふくらはぎを柔らかくしつつ股関節のつまりをとるようにしましょう。
次回さらに続きをお伝えしますのでお楽しみにしていてくださいね!