【五十肩】痛い方を下にして寝ても良いですか?

おはようございます、出戸です!
今日は
「五十肩の寝方」について
お話させていただきます。
↓
「五十肩で痛い方を下にして
寝てもいいですか?」
という
ご質問をいただきました。
五十肩は、
肩を上げると
痛みが出るのが特徴ですが、
症状が重くなると
寝ているときも痛むことがあります。
このような場合、
普通は
痛い方を上にして
床に
当たらないようにする方が
楽なことが多いのですが、
中には
痛い方を下にした方が
楽だという方もいらっしゃいます。
結論から言いますと、
痛い方を下にしても
大丈夫です。
ただし、寝方には
注意が必要なんです。
間違った寝方をすると、
一時的に楽でも、
起きた後に症状が
悪化していることがあります。
特に避けたい寝方は、
肩先(肩関節)が
床に直接「ズシン」と
圧迫されるような横向きの姿勢です。
この状態で寝ると、
肩関節がずれたり、
癒着(ゆちゃく)が進んだりして、
五十肩が
さらにひどくなってしまいます。
では、どのように寝れば
いいのでしょうか?
ポイントは、
肩先ではなく
肩甲骨(けんこうこつ)が
床に当たるようにすることです。
具体的な寝方
としては、
痛い方の腕を
少し前に出し、
肩甲骨で
身体を支えるようにします。
このとき、
身体は少し斜めになり、
胸が前に出た状態になります。
枕は
いつも通り使い、
手の位置は
曲げても伸ばしても、
楽な方法でOKです。
抱き枕を使って
サポートするのも良いでしょう。
大事なのは、
腕が引っ込みすぎず、
きちんと前に出ていることです。
そうすれば
肩甲骨で身体を
支えられるので、
寝ている間に
症状が悪化することはありません。
五十肩は、
肩周りの5つの関節
(鎖骨と胸骨の間、肩甲骨と上腕骨の間など)
が
ずれたり
癒着したりしている状態です。
これらの関節を
正しく整えていくことで、
症状は改善していきます。
ただし、
五十肩の治療は
時間がかかるものです。
1回や2回の施術で
劇的に良くなることは少なく、
少しずつ改善していくのが
一般的です。
焦らず、じっくりと
治療を続けることが大切です。
正しい寝方を実践して、
痛みを悪化させないことで、
五十肩が改善され、
気持ちよく過ごせるようになりますよ♪
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