ストレスは悪ですか、善ですか
ストレスってあなたにとってどっちですか?
A.悪
B.善
ほとんどの人は、ストレスは悪いものだと思っています。
でも、ストレスは悪ではないんですね。
ストレスがなかったら、私たちは生きていけないからです。
例えば、車が急にぱっと飛び出してきたとき。
ストレスを感じなかったら、どうなるでしょうか。
ボォーっとしてる間に、ひかれてしまいます。
ですが、急に車が飛び出してきたときに、あなたの体が「あっ、危ない」とストレスを感じるからこそ、身をひるがえしたり、よけたりして、危険を回避することができるんですね。
他にも。
大事な仕事をしたり、試験勉強をするときに、ストレスを感じなかったらどうでしょうか。
緊張感がなくて、集中できませんよね。
私たちはストレスを感じるからこそ、緊張感を持って集中して、仕事をしたり、勉強に取り組むことができるんです。
というふうに。
私たちが生きてくうえで、ストレスは必要なんですね。
ストレスは、悪ではないんですね。
でも、一方で一般的には「ストレス=悪」だと思われています。
どういうことか。
ストレスを感じなくていいときにストレスを感じるのは、良くないってことです。
例えば、
・友達と会っておしゃべりをする
・ちょっと近くまで買い物に行く
・どっか好きな所に旅行に行く
こんなときはストレスを感じる必要がないですよね。
でも、普通は楽しいはずのことがストレスになる。
楽しみたいのに
・へんな緊張してしまったり
・息が苦しくなったり
・体がえらくなる
これは良くないってことです。
だから、ストレス自体は、悪でも善でもないんです。
じゃあ、どうしたらいいか。
身体をゆるめていくといいです。
身体がゆるむと身も心もゆるみます。
心底リラックスできます。
あなた本来のゆるんだ身体になれば
・ストレスはストレスとして
・楽しいことは楽しく
感じる身体になれます。
つまり、専門的には自律神経のバランスが整います。
ストレスは避けようと思ってもすべてを避けることはできません。
だからこそ、今日も身体をスリスリさすってゆるんだ身体でいきましょう。