姿勢の意識

おはようございます、出戸です！

今日は
「姿勢の意識」について、
お話しします。
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普段の生活で、
姿勢をずっと意識し続けるのは
難しいものです。

テレビを見たり、
本を読んだり、
スポーツをしたりしている時は
そっちに集中してしまいますよね。

でも、
ふと気づいた時に
姿勢を意識することはできます。

1日に10回か20回くらい、
ハッと我に返って
身体を意識する瞬間があるかもしれません。

ただ、
何かに夢中になっている時は
なかなか姿勢を意識するのは難しいですね。

そこで大切なのは、
「意識せずに」
身体が本来の状態でいられるようにすることなんです。

今日は、
姿勢に対してどういう意識があると

姿勢が崩れにくいのか、
骨盤が歪まないのか、
身体が固まっていかないのかを
お伝えしていきます。

姿勢の意識のポイントは、
「全方位の意識」です。

頭の方も、
前の方も、
足の下の方も、
背中側も、

全方位に対する意識が
大切なんですよ。

逆に
よくある間違いは、
「前方のみの意識」です。

腰痛になったり、
肩がゴリゴリと凝ってきたり、
膝が痛くなる人は、
この前方の意識が非常に高いんです。

特に多いのが、
手が届く範囲の意識が強すぎることです。

一方で、
背中側や足の方、上の方の意識が
弱い傾向があります。

試しに
今の自分の身体の状態を
感じてみてください。

この辺りに対して、
とても意識が向いていると思うんです。

後ろの方を感じようとしても、
なかなか意識が向かないですよね。

足の方も、
意識しないと
気づかないことが多いと思います。

前方限定の意識が強いと、
どうしても身体が前に引っ張られてしまいます。

肩もグイッと前に出て、
身体全体がズルズルと
前に引っ張られてしまうんです。

逆に、
全方位の意識があると
姿勢が崩れにくくなります。

いろんなところに意識が向くので、
身体がパアーッと
全体に発散している状態になるんです。

だから、
前に引っ張られることも
ありません。

例えば、
緑豊かな大自然の中にいると
想像してみてください。

目の前には
キレイな景色が広がり、
上には青々とした空があります。

後ろにも
キレイな景色が広がっていて、
見渡す限り美しい風景に囲まれています。

そんな場所にいたら、
前だけを意識することはないですよね。

前にも、横にも、後ろにも意識が向いて、
全身がスーッと解放されているような感覚がすると思います。

これが
「全方位の感覚」ですね。

でも、現代生活では
なかなかそういう環境に
身を置くことは難しいですね。

テレビやスマートフォンを見たり、
パソコンで作業をしたりと、
どうしても前方に意識が集中しがちです。

そこで、日常生活の中で
全方位の意識を持つ工夫をしてみましょう。

足の裏をペタッと床につけたり、
上の方を意識したり、
背中の方も意識したりして、

身体全体をフワッと俯瞰的に見るような感覚を
持ってみてください。

ただ、ずっとそれを意識し続けるのは
ちょっと窮屈ですよね。

そこで、日常生活の中に
全方位の意識を持てるような時間を取り入れると良いかもしれません。

外に出て自然を感じたり、
休みの日に山や川に行ったりするのもいいですね。

そうすると、意識しなくても
自然と全方位の意識が芽生えてきます。

身体もスッとゆるみやすくなって、
姿勢も崩れにくくなりますよ。

全方位の意識を持つ習慣をつけることで、
きっと姿勢が良くなって、
身体も心もスッキリして、
気持ちよく過ごせるようになりますよ♪
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