サッカーで腰椎分離症になったときの改善ストレッチ 第2回(全2回)
おはようございます、出戸です!
今日は、
「サッカーで腰椎分離症になった時の
改善ストレッチ」について、
お話しさせていただきますね。
前回に引き続き、
2つ目のストレッチをご紹介します。
とってもシンプルで実践しやすいものなので、
ぜひ楽しみにしていてくださいね。
まずは、
腰椎分離症についておさらいしましょう。
これは、背骨の下の方、
特に4番目か5番目の腰椎あたりで
起こりやすい症状です。
骨が疲労骨折のような状態になって、
ちょっと分離しかかってしまうんです。
そのせいで、
腰や足に痛みが出てしまうんですね。
サッカーやバレーボールなど、
腰をひねるような動きが多いスポーツをしている方に
多く見られます。
特に最近は若い方、
高校生くらいの年齢で多発していますね。
中学生の頃からの疲労が蓄積して、
高校生になると症状が出やすくなるんです。
さて、
今日ご紹介するエクササイズは、
まず四つばいの姿勢から始めます。
1.両手と両膝、両つま先で身体を支えてくださいね。
2.そしたら、まずは身体の力を抜いて、
ダラーっと脱力してみましょう。
すると、
骨盤がゆっくりと
前に垂れてくるのが分かると思います。
普段は
骨盤が後ろに倒れちゃってる人が多いんですが、
このエクササイズで
腰への負担を減らすことができるんです。
3.次に、
ゆっくりと骨盤を後ろに倒して、
背中をまあるく丸めてみましょう。
4.そして、またダラーっと力を抜いて、
自然に骨盤が前に傾くのを感じてください。
ここで大事なのは、
ギュッと力を入れすぎないことです。
あくまでもスーッと、
ゆったりとした動きで行ってくださいね。
5.この動きに慣れてきたら、
サッカーのキック動作を意識して、
片足を持ち上げながら
骨盤の動きを感じてみましょう。
ポイントは、
腰を使わずに骨盤の回転で
足を上げ下げすることです。
これを繰り返し練習していくと、
徐々に腰への負担が減っていきますよ。
ただし、
焦らずにゆっくりと進めることが大切です。
痛みが出たら、
まず四つばいの基本姿勢に戻って、
そこからやり直してくださいね。
このエクササイズを
2〜3ヶ月くらいかけて
じっくり身につけていくつもりで取り組んでみてください。
個人差はありますが、
焦らずにコツコツと続けることが大切なんです。
高校生の方は特に、
練習を休むことへの焦りがあると思います。
でも、
今しっかりと身体の使い方を身につけることで、
将来的には痛みの心配なく、
思いっきりプレーできるようになりますよ。
痛みの心配なく
気持ちよくサッカーを楽しめるようになりたいですね♪