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ひざ痛になる原因?!座り方の癖(床編)

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ひざ痛になる座り癖とは 床編|三重県桑名市の整体にこにこスタイル
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こんにちは、出戸 啓介(でと けいすけ)です。 痛みや不調を根本的に改善するための情報を発信しています。
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おはようございます、出戸です!

今日は、「膝が痛くなる座り方の癖(くせ)」についてお話しします。

実は、同じような座り方でも
・膝が痛くなる座り方と、
・膝が痛くならない座り方
があります。

もしあなたが、
・膝の痛みで困っている
・改善したのにまた膝が痛くなった
こんな悩みをお持ちなら、座り方に原因があるかもしれません。

「膝が痛くならない、正しい座り方」とは、いったいどのような座り方なのでしょうか?

続きは動画で!

みなさんは、こんな座り方をしていませんか?

床に座ったまま、足を前に投げ伸ばした状態のことを「長座」と言います。
膝が痛い人は膝が曲げるのが辛いので、正座や胡坐(あぐら)の姿勢がつらくなり、この長座の姿勢をすることも多いかと思います。

ですが、実はこの長座の姿勢は、膝を傷める原因になるんです。

理由は二つあります。
一つ目は、骨盤が後ろに倒れてしまう点です。

胡坐だと、骨盤は前に正しく起き上がっている状態になりやすいですが、長座をすると骨盤が後ろに倒れ、猫背のような形になります。
そうすると、骨盤に連動して股関節と、骨盤の関節が歪んでしまいます。
その結果、足の付け根が動かなくなり、膝に負担がかかってしまう歩き方や立ち方になってしまうのです。

二つ目は、太ももの前側の筋肉が知らない内に緊張してしまう点です。

長座の姿勢だと身体が後ろに倒れてしまうので、倒れないよう太ももの前側の筋肉が知らない内に緊張してしまいます。
太ももの筋肉というのは、骨盤から膝のお皿にまでついていますので、ここが緊張すると、膝のお皿が身体側に常に引っ張られるようになってしまい、お皿が固く動かなくなってしまいます。
そうすると、膝を曲げたり延ばしたりする時に、本来動くべき膝のお皿が動かなくなり、関節も動きにくくなる為、膝が痛くなるのです。

このように、長座の姿勢は膝が痛くなる原因になるので、あなたが膝の痛みを改善したのであれば、この座り方はしない方が良いです。
では、膝が痛くならない座り方とは、どのような座り方なのでしょうか。

一番無難な方法は、椅子に座ることです。
床に座らなければいけない時は、胡坐(あぐら)が良いです。
膝が痛くてもできる方は、正座でも構いません。

胡坐をする時も、注意するポイントがあります。
座布団は二つ折りにするか、二枚重ねて座ります。
そうすると、骨盤がうしろに倒れることを防ぐことが出来ます。

床に直接に座ると、長座まではいかなくても骨盤が後ろに倒れる傾向がありますので、そのようにしてください。

では、座布団に座って長座をすればいいのでは?
とあなたは思うかもしれませんが、動画を見ていただければ、長座した時は胡坐をした時に比べて、骨盤が後ろに寝てしまっているのが分かります。

骨盤が寝ると、骨盤の後ろの仙腸関節という関節と股関節が歪んでしまい、太ももが緊張し、膝のお皿がずれる原因になります。

なので、もしあなたが膝が痛いけれど、この長座という姿勢をして座ってしまっているというのであれば、膝が治るまで出来るだけ避けてください。できれば治った後もしない方が良いです。

いかがでしたか?
このような知識を知っておくと、座る時にほんの少し工夫するだけで、膝の痛みの改善や、再発防止につながりますよ!

是非やってみてくださいね。

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