新しい足首回しの方法
おはようございます、出戸です!
昨日、足首回しをしてはいけません!とお伝えしました。
足首回しは、ひざ痛や下半身の痛みの原因となるんでしたね。
今日は、足首を回さずに、どうしたらいいの? という疑問にお答えします。
つづきは動画で!
どうしたら良いかと言いますと、少しびっくりされるかもしれません。
実は、座って足首を回すということが大事なのです。
ですが、ここで注意していただきたいポイントがあります。
座って足首をただ回してもダメなのです。
ただ回してしまうと、前回お伝えした足首になってしまい、より足首が硬くなり、ひざ痛や足の痛みにつながりますよ。
それでは、正しい方法をお伝えしますね!
まず、外回しを大きくゆっくり10回してみましょう。
次に、内回し大きくゆっくり10回してみましょう。
左右10回ずつ回したら、立ってみて下さい。
立った時に、回した側の足がベシャッとする感覚を感じていただけると思います。
この感じを覚えておいてくださいね。
足踏みをしていただくと、感覚の良い人は回した側の足が重く感じるかもしれません。
また、同時に柔らかい感覚も感じると思います。
次のステップでは、足首の中にある骨が重要になってきます。
足の内側には太い骨があり、外側には細い骨があります。
この太い骨(スネの部分)の真下に距骨(きょこつ)という骨があり、この太い骨と距骨の間の隙間が回るようになっています。
2回目に足首を回す時は、この骨が回る部分をしっかりとイメージしてみて下さい。
座った状態で足首の中の骨をよく感じながら外回しをすると、自然とスピードはゆっくりになります。
足首の骨を回すのがポイントです。
外回しの次は内回しも同様に、ゆっくり足首の中の骨を感じながら回しましょう。
外回しと内回しが終わったら、もう一度立ってみましょう。
回した側の足がスーッと細長くなったような感覚と骨でしっかり支えられている感覚を感じるのではないでしょうか?
また、足踏みをしてみると、さっきと違い軽やかになって、足が上がっている感じがしませんか?
このように骨を意識すると、足首のずれがだんだんと戻ってきます。
完全ではないですが、ある程度は戻ってくるはずです。
そうすることにより、骨のずれがある程度整いますから、骨で支えられるようになります。
骨で支えられるということは、周りの靭帯や筋肉に負担がかからないので、靭帯や筋肉が緩んできます。
しっかり骨で支えられた上で、柔らかさを作り出すことができるんです。
足首回しもただ回すのではなく、きちんと座って片手で足首を支えながら、もう片方の手で足首の中の骨が回っているのを感じながら回すようにしてみてくださいね。
この方法を実践していただくと、足首回しは身体にとってとても良いものになります。
ひざの痛みにとっても、足の痛みにとっても良いですよ。
結論としては、足首回しをするのですが、足首の中の骨を感じるという点が普通の足首回しとは違うので、「足首回しはしてはいけません」とお伝えしました。
今日からあなたも、新しい足首回しを試してみてくださいね!