腰痛が改善する寝方とは 補足
前回お伝えした、「どんな姿勢で寝るのがいいか」の補足です。
寝る体勢には
・仰向け、上向きの姿勢
・うつ伏せ、顔を下にして寝る姿勢
・横向け、顔や体を右か左を下にして寝る姿勢
この3種類があるんでしたね。
まずは楽な姿勢で寝て、体を改善してどの体勢でも寝れるようにしていくのが大事というお話しをしました。
今日はなぜどの体勢でも寝れるのが必要かという話です。
なぜ全ての姿勢で寝れたほうがいいかというと、これは全ての姿勢ができるということは、寝返りができることだからです。
体は、寝返りをしないと体が歪みやすくなりますし、疲れが取れなくなります。
介護を受けておられる方などで、仰向けにしか寝られない、自分で動けないという方がいます。
すると、「床ずれ」といって床に触れているところの組織が痛んで破壊されて、すごく痛みが出ます。
だから、周りの人が姿勢を動かしてあげないといけません。
そういうふうに人間っていうのは寝返りを全く打てないと、組織がおかしくなって破壊されてしまうような状態になってしまいます。
ですから、本来寝返りは打たないといけませんですね。
寝返りがうてる体が、正常なわけです。
普通の人で寝返りが少ない人は、当然疲れがたまりやすいですし、体が歪みやすいという状態です。
健康にとって良くないですし、体に痛みが出たりする原因にもなりますので、
・仰向け
・うつ伏せ
・横向け
この3つが正常にできるようにするといいです。
そうすると、自然に本来あるべき寝返りがうてるようになって、疲れがたまりにくくなり、歪まなくなり、痛みが改善します。
それだけではなくて、どの体勢でも寝れるっていうのはこれから先、
・寝たら痛みが取れる体、
・痛めても寝たら楽になる体、
・痛くならない体へと変化して、
より体がレベルアップして、進化して、成長していくために大事になってきます。
いま体が痛い人や、仰向けで寝て朝腰が痛いという人は、焦らなくていいです。
ゆっくりでいいです。
まずは楽な体勢で寝てあげてください。
それぞれの体勢で自由に寝れるようになっていくことは、これから体を改善して、痛くならない体になるためにはとても大切ですので、ぜひ知っておくといいですね。