大切にしたい背骨
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前回からの続きで、シャワーよりお風呂につかった方が体にいい理由の2つ目です。
理由の1つ目は「あたたかい」からでしたね。
なぜか知りたい方は前回のメルマガをご覧になってみてください。
シャワーよりお風呂につかった方がいい理由の2つ目は「浮力がはたらく」からです。
たとえば、水と油をまぜると水の中に油が浮かびあがりますよね。
これと同じで、水の中に体を入れると体には浮かびあがる力が働きます。
これを浮力といいます。
専門的には水と体の比重のちがいから浮力が働きます。
体に浮力が働き、水の中で体が浮かぶと何がいいかというと。
重力から解放されるんですね。
生きていると、体は常に地球の重力をうけつづけています。
体重が60kgの人だと、60kgの重荷を背負っているのと同じです。
でもつねに重力がかかっているので、重力を意識することはほとんどありません。
ですから、知らない間に重力の負荷でつかれてしまっています。
だからこそ1日1回、重力という負荷から解放してあげることが大切です。
重力から解放されると、体の痛み、疲労は回復しやすくなります。
とくに、背骨の軟骨である椎間板の回復がすすみます。
そうすると血流や、神経の流れがよくなります。
肩こり、腰痛、背中のつかれ、目のつかれ、足のしびれにもいいです。
呼吸も深くなり、内臓にもいいです。
痛みや疲労は、たまると回復に時間がかかります。
でも、1日1回お風呂に入ると、回復も早いです。
つかる時間は、気もちよくつかれる時間であれば3分でも10分でも20分でもいいです。
お湯の中でプカーンと浮かんで、お湯に身をまかせるといいですよ。