指がつって動かない時の対処法 第2回(全2回)

おはようございます、出戸です!
今日は
「指がつって動かない時の対処法」
第2回について
お話させていただきます。
↓
前回は、
指がつって動かなくなる原因と
エクササイズによる
対処法をお伝えしました。
今回は、
さらに根本的な改善方法についての
補足をお話ししていきます。
前回お伝えした
手をさする方法が
うまくいかない方も
いらっしゃるかもしれません。
特に症状が強い方ほど、
どうしても「ゴシゴシ」と
強くさすってしまいがちです。
そうすると、
かえって手の緊張が強くなって、
改善につながらないことがあります。
そこで今回は、
手が緩む感じがしない方向けに、
別のアプローチをご紹介します。
実は、
指の問題を抱える方の多くは、
手だけでなく
腕や肩甲骨まわりに
緊張や歪みがあることが
多いんです。
手だけを
改善しようとするより、
腕から肩甲骨という
「根元」からアプローチする方が
効果的な場合があります。
では、具体的な方法を
ご紹介していきます。
【根本改善法】
1. 痛みのある指と同じ側の腕が
横に伸びるようにします。
2. 反対の手の指を「口ばし」のようにして、
痛みのある側の
鎖骨の一番内側に当てます。
3. 伸ばした腕は、
身体から45度の角度で、
手のひらが上を向くようにします。
4. これがきつい場合は、
手のひらの向きや腕の角度を調整して、
無理のない範囲で行いましょう。
5. その姿勢のまま、
腕をだらりと脱力させ、
斜め外側に「ビヨーン」と
伸びていくイメージを持ちます。
このとき、身体が傾かないよう
上半身の軸はしっかり保ったまま、
腕だけが伸びることが重要です。
このストレッチを続けると、
だんだん腕の突っ張りが
緩んできます。
突っ張りが減ってきたら、
少しずつ角度を上げたり、
手のひらが
より上向きになるように、
さらに伸ばしていきます。
通常のストレッチは
壁に手をつけて押すなど、
筋肉に緊張を与える方法が
多いですが、
この方法は
「ダラー」と
脱力しながら伸ばすことで、
緊張を残さず
効果的に
筋肉をゆるめることができます。
正しく行うと、
肩が下がり、
胸が開いてきて、
肩甲骨が
正しい位置に
収まってきます。
こうして
腕の緊張がゆるみ、
腕のねじれや
関節のズレも
改善していくと、
手に
過度な力を入れなくても
動作ができるようになります。
これにより、
指の筋肉への負担が減少し、
「バネ指」などの
症状の改善につながります。
もちろん、
すぐに効果が出るわけではなく、
日々の継続が大切です。
腕や肩から改善することで、
指の痛みを根本から解消し、
気持ちよく日常生活を
送れるようになりますよ♪
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