スワイショウは身体に良いですか? 第3回(全4回)

おはようございます、出戸です!
今日は
「スワイショウ」第3回について
お話させていただきます。
↓
これまで2回に渡って、
スワイショウの効果的な
行い方をお伝えしてきました。
まず1回目は
「脱力」、
2回目は
「ねじらない」という
重要なポイントを
説明しました。
今回は
3つ目のポイントとして、
「肩甲骨(けんこうこつ)を使う」
ことについてお話します。
肩甲骨とは、
背中の上部にある
羽のような形の骨のことで、
腕の動きを支える重要な役割を
担っています。
この肩甲骨を
うまく使うことで、
「脱力」しやすくなり、
「ねじらない」動きも
自然に
できるようになるんです。
さらに、
肩甲骨が動くと
身体の中心軸(センター)が
しっかりと通ってきます。
なぜなら、
肩甲骨は
身体の中心軸を挟んで
左右に配置されているので、
両方の肩甲骨が
均等に動くと
軸がしっかりと通るからです。
では、
スワイショウで
肩甲骨が参加していない状態とは
どのようなものでしょうか?
それは、肩関節だけで
腕を前後に振っている状態です。
この場合、
手先は確かに
「ふわり」と動いていますが、
効果は
限定的になってしまいます。
手先や腕は
緩んでも、
身体の中心部は
あまり緩まないのです。
正しく
肩甲骨を使うとは、
腕が前に出る時には
肩甲骨も一緒に前に出てきて、
腕が後ろに行く時には
肩甲骨も後ろに動く
ということ
なんです。
肩甲骨が
肋骨から少し離れて
前に出たり
後ろに引いたりする
この動きが
大切です。
肩甲骨が
しっかりと動くと、
手や腕の脱力がさらに進み、
上半身全体が
よりゆるやかに動きます。
この時のポイントは、
肩甲骨を意識的に動かすのではなく、
自然に
前後に動くように
してあげることです。
動かそうとする
のでもなく、
ただ動かされる
のでもない、
ちょうどその中間の
自然な動きが理想的です。
肩甲骨を参加させながら、
身体をねじらず、
脱力した状態で行うことで、
スワイショウの効果が
最大限に発揮されます。
正しいスワイショウを
実践して、
肩甲骨を
活性化することで、
肩こりが改善され、
気持ちよく生活できるようになりますよ♪
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