目が見にくい意外な原因、脳の疲労
桑名は冬でも晴れてていいです。
寒くても太陽にあたるとポカポカして気持ちいいですね。
クッキリと青空みえてますか?
目が見にくいと目が疲れてるのかなとまっさきに気にするのは目ですよね。
もちろん目も大事です。
でも、目のほかにも脳も大事です。
意外と知られていませんが、脳が疲れていると目が見にくくなるんです。
なぜか?
あなたが見た景色は、
↓
光の情報として、目に入ってきます。
↓
脳で処理されます。
↓
キレイな景色の映像となって、あなたが普段見ているものとなります。
だから、見にくいってことは、目に何か問題がある可能性も、もちろんあります。
ですが、脳が疲労していると、目から受け取った情報を正しく映像化できなくなってしまって、見にくくなることがあるんですね。
面白い実験があるので、ぜひ一緒にやってみましょう。
1.色のついた紙を用意してください。
何色でもいいです。
大きさはノートぐらい。
2.色紙の真ん中に、
・ホシ印「☆」
・マル印「○」
を5センチほど間隔を空けて、横に並べて書きます。
3.左目を手で押さえるか閉じた状態で、右目でホシ印を見ます。
ホシ印とマル印の両方が見えるはずです。
4.色紙をどんどん目に近づけます。
ある所まで近づけると、マル印が見えなくなります。
5.見えなくなって、さらに近づけると、再びマル印が見えてきます。
上手くいかなかったら何回かやってみると上手くいくと思います。
これは目の錯覚の実験なんです。
おもしろいですね。
では、問題です。
ステップ4でマル印が見えないときにマル印の背景の色は見えていたでしょうか?
色紙の色は見えていたでしょうか?
A.マルは見えないけど、色は見えていた
B.マルは見えないし、背景も色がなかった
答えはAです。
例えば黄色い色紙だったら、丸印は見えないけど、黄色の背景は見えます。
ちょっと不思議ですよね。
なんでこんなことがおきるのか。
脳が背景の色を作り出しているからなんですね。
ですから、実際に色は見えてないんだけど、脳は映像として、あなたに見せてくれます。
見えないものまで見せてくれる脳ってすごいですね。
逆にいえば、目で見えてるのに、脳がうまく情報処理できないと、映像として見えなくなります。
ですから、脳が疲労して、正しく機能しないと、目が見にくくなるんですね。
脳疲労をとったら目が見えやすくなる。
体っておもしろいですね。
さあ、今日もお目目パッチリで気分良くいってみよう!